2023/12/25 23:26


今回は全然服の話関係なく、かつやや重たい話になってしまうので
興味のない方はそっと閉じて頂ければ…



すごく個人的な事ですが、今年の8月に病気がわかってから、前向きに治療、療養していた私の父が先日息を引き取りました。



遠方に住んでいるので立ち会うことは出来なかったのですが、父は自宅で療養していたので母がいつも側におり
現代らしくテレビ電話で最期に近い姿を見せてもらうことができました。

声は聞こえているかもと 今までありがとう、近くに居れなくてごめんね、頑張ったねと声をかけ、
母はきちんと見送るからねと気丈に振る舞っていましたが
おとうさんありがとう寂しいと泣く母の姿を見ると子としてはどうにも辛いものがありました

そのテレビ電話を最後に、数分後に息を引き取ったと連絡が入りました。

頑固な性格の父だったので、優しい母に看取ってもらえたのは幸せな事だったんじゃないかと思います。



通夜まで時間があったので新幹線で実家へ向かい、父は入院はせず最期まで自宅で過ごした為、
実家の部屋でそのまま冷たくなった父に会う事ができました。
最後会った時よりさらに痩せた姿に、ここ数ヶ月の父の闘いを想いさすがに涙が溢れてしまった。
子供たちもじいじ〜と言いながら顔を触ったりして
部屋に遺体があるなんて違和感かなと思いきや
意外とすぐ慣れるもんだななどと思ったり。


父が病気になってから、このことを考えない日はなかったけど、父がどう考えていたかはなかなかわからないもので。
死が迫っているとき
どんな気持ちなのか、怖くはないのか、不安はあるか、何かできる事やしてほしい事はないか
もっと話しておけば良かったとも思うし、

がんばれ、とも言えず頑張ってるね、も違うか〜としっくり来る言い回しも見つからず
ただ自然に寄り添うほど近い距離にもおらず、あまりいい娘じゃなかったかも。

いかんせん死についてはあまりに未体験ゾーンで未熟すぎた私が数十年後、そっちの世界に行ってから
またゆっくり話したいので
先に行ってしろ(昔飼ってた犬)と散歩でもして気長に待っていてほしい。

それまでは年々父に似てくる自分の顔の中に面影探しながら
父の宝物であろう自分や家族を私も大事にして過ごしていこうかなと思います


重たい内容で長くなってしまいましたが、
というのもお店の更新も、ここ数ヶ月父の体調が気がかりで滞ってしまっていました。

身の回りも落ち着いてきたので
まだご紹介できていない品物などもまた少しづつご紹介していければなと
思っております。マイペースな更新ではありますが、またお付き合い頂ければ幸いです。